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11月の西洋ミツバチ飼育
弱群の合同
越冬装備(巣門)
越冬装備(内部)
越冬装備(外部)
越冬装備(寒冷地)
12月/1月の西洋ミツバチ飼育
餌残量の確認
越冬装備材の天日干し
2月の西洋ミツバチ飼育
巣箱と蜂場の準備
養蜂器具の手入れ
早春の内検
早春の緊急給餌
寒冷下での給餌
3月の西洋ミツバチ飼育
麻袋の保管
薫煙材と覆いの作成
巣箱の交換
巣箱の掃除
根蜜の除去
春の建勢
春のダニ駆除
春のふそ病予防
空巣脾の使用前に
巣脾枠の仕分け
4月の西洋ミツバチ飼育
空巣脾の挿入
雄蜂児数の調整
分封対策
継箱の設置
5月の西洋ミツバチ飼育
アリ対策
群殖ー人工分封
巣礎枠入れ
6月の西洋ミツバチ飼育
チョーク病対策
7月の西洋ミツバチ飼育
夏の給餌
夏のダニ駆除
暑さ対策(1)
8月の西洋ミツバチ飼育
暑さ対策(2)
9月の西洋ミツバチ飼育
スズメバチ対策(1)
スズメバチ対策(2)
秋の抜き蜜
10月の西洋ミツバチ飼育
巣脾の整理
空巣脾の保管
群勢の確認
秋の給餌
秋のダニ駆除
暑さ対策(2)
巣箱の置き場所の選定に、木陰や日陰が出来る所と言う条件がありますが。それは、真夏の猛暑のまさにこの時期のためなのです。気温が連日35度を越え、38度にもなる日があります。その上、灼熱の太陽です! 炎天下では、巣箱の蓋板は55度にもなります。この熱が、箱板を伝わって巣箱内の温度を上昇させるわけですから、大変です。 猛暑で人間が暑いのなら、ミツバチだって暑いです。巣箱内の温度上昇をなんとか食い止めようと、蜂たちは巣門から風を入れ、巣箱内からは温風を吐き出します。巣箱内の空気は対流しています。これに加えて、外から運んできた水を巣碑などにつけ、旋風して気化熱によって温度をさ下げています。それでも、3度さげるのが限度。育児温度が36度ですから、気温39度が限界といえます。地方によっては、真夏になると王蜂の産卵が止まります。 ミツバチにとって真夏の暑さは過酷で、この暑い夏を乗り切ることを越夏といいます。越夏は越冬より、難しいと言われます。ミツバチは温度を上げることは簡単に出来るけれど、下げることは上述のように小幅しか出来ないからです。 真夏のミツバチ飼育管理では、巣箱内が育児温度の36度以上にならないような対策が必要です。上述のように、巣箱周辺を39度以上にしないことと、巣箱を熱しないことです。直射日光はとにかく避けなければなりません。 アルミロールシートを利用している場合は、さらにその上から、遮光シートを被せると良いです。洗濯バサミで前後を止めれば完成です。これで、巣箱は完全に日陰に入ります。箱板が熱せられることはなくなります。遮光ネットは遮光率75%以上のものが良いです。これも、ホームセンターにあります。 内検や飼育作業のときは、遮光ネットをまくります。さほど手間はかかりません。
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