ミツバチ飼育でとにかく恐ろしいのは、ふそ病です。その感染には、どんなに注意しても、し過ぎることはありません。とくに注意しないといけないのは、以下です。
1)他の養蜂者との蜂具の貸し借り
2)他の人が使用していた蜂具の譲受
3)巣脾、半巣脾などの購入
4)他の養蜂者の花粉荷、はちみつの蜂群への給与
5)他の人の蜂場への出入り
6)自分の蜂場に他の養蜂者の招き入れ
ふそ病の伝染経路として、蜂具類、生産物(はちみつ、ローヤルゼリー、花粉、蜂の子)、関係者などが非常に有力です。上記1)〜6)はどれも当たり前のことばかりですが、3)に関しては販売者が“ガンマ線照射”していれば問題ありません。購入前に“ガンマ線照射済みですか?”と確認したいものです。それは、ちっとも失礼なことではありません。
ガンマ線照射というのは、放射線の一種であるガンマ線により微生物の遺伝子を破壊し殺菌消毒するものです。病原菌、スムシ、ダニ等をいっぺんに死滅させます。これは、茨城県の東海村で日本照射サービス株式会社が行っているものです。未照射の巣脾、半巣脾などを購入してしまった場合など、個人でも照射申し込みできます。
1)申し込み後、2週間目位で作業してもらえます。
2)作業終了まで1週間位みておいたほうが良いです。
3)宅配便での搬入、搬出が可能です。
4)照射料金は1梱包(60cmx45cmx40cm以下)600円程度 (要打ち合わせ&見積もり)
問い合わせ先
日本照射サービス株式会社
TEL:03−5403−7711