趣味の養蜂においても養蜂管理のシステム化ということは大事なことです。それは、蜂たちに適切に接し、いたずらに無駄なことをしないということに繋がります。システム化というと何か大変難しいことのように思いますが、簡単に言うと、その時の行き当たりばったりの事をするのではなく、ルールを作ると言うことです。ここでは、巣箱内の事を記述していますので、例えば、王台があったら赤の押しぴんを巣枠上桟に刺して“しるし”とするとか、蜂児巣脾には同様に画鋲を刺して“しるし”にするというような事です。そして、どの巣箱にも一律に同じルールを適用していくのです。すると、養蜂管理が簡素化します。無駄がなくなります。
私は赤の押しピンと足長の画鋲が蜂場内ではいつもポケットに入っています。こんな使い分けをしています。
赤い押しピン |
足長の画鋲 |
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王台のマーク |
蜂児巣脾に |
1個 |
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極端な貯花粉巣脾に |
2個 |
季節によっては、他にマーキングが必要になることがあるかも知れません。その時は何かルールを作ります。自分だけが分かれば良いのです。
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