養蜂を始めたり、従来の飼育法を改良したら、どれくらいの利益が得られるでしょうか。
養蜂がもたらす利益については、昔からこんな風に語られています。ミツバチの巣を 農家の金鉱、蜂蜜のことを 天然の黄金液 と。これらは、養蜂の高利益を賞賛したものです。
九州ではミツバチを飼育して一財産残した人が、紀州では養蜂だけで生計を立てている人が何人もいると聞きます。従来の自然飼育法でさえ、こんなに利益を得ているのなら、もし、その飼育法を改良したら、さらなる高利益を得ること間違いありません。
養鶏、養蚕、果樹や野菜の栽培が農家の副業として、方々で行われていますが、その純利益は2〜3割程度です。養蜂の純利益は、7〜8割を見込めます。こんな高利益の得られる事業は、他には見当たりません。